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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」見てますか?

源平の合戦は何度も大河ドラマで出てきましたが、源頼朝公を支えてきた武蔵国の武士達の事はほとんど注目されませんでした。

この頃俳優の中川大志さん演じる畠山重忠公がとても注目されています。

深谷市の畠山重忠公史跡公園に行ってきました。

「武勇誉れ高く 清廉潔白 武蔵武士の鑑」(※1)と称された畠山重忠公。

ドラマでも優しくて豪傑な人柄を感じました。

愛馬を背負う主君の珍しい銅像、深谷市役所にもあるそうです。

鵯越の逆落としの場面、鎌倉殿の13人では実際に馬を背負う場面がでるのか注目していました。

大河ドラマでは、重忠公演じる中川大志さんが「馬を背負ってでも下りてみせます」と台詞のみでした。(16話37分頃)

銅像の左隣(南側)にはタイムカプセルが埋められています。

埋めてから百年後に開封予定のようですね。

上の方に目が彫られています。

1988年といえば、となりのトトロ…ネコバスの目に似ているような気がしませんか?

となりのトトロの公開日は4月16日、ちょうど日本中がトトロの話題に騒然とした頃に埋められています。

銅像の右側(北側)には平べったく重そうな低い石と、石についての伝承が書いてありました。

この石は「重忠公ゆかりの石」とあります。

ある時重忠公が「無双の大力」をもって投げた石だとか…豪快な重忠公の伝説がここにもあります。

しかしこの石、後ろから6行目から3行目まで恐ろしいことが書かれています。

「尚この石には物を置いたり 腰掛けにしたりすることは 深かく戒められて居り 若しこれを犯したるときは直ちに頭痛など起きるものと伝えられ堅く守られ伝承されし事なり」

この石に触れてはいけないようです。

「直ちに頭痛など起きるとか…」頭痛だけではすまないようです。

それだけ重忠公を大切に慕う、地元の方の気持ちが強いということでしょうか…?

本日の大河ドラマでは、重忠公が北条氏に討たれてしまいました。

きっと重忠公を慕ってこの場所を訪問する人が増えることでしょう。

花園むさしの浄苑より東南東へ車で約20分、ぜひ一度足を運んでみてください。

※1 深谷市教育委員会 編集・発行 「武蔵武士の鑑 畠山重忠」 より抜粋しました。

※写真は2022年9月6日に撮影しました。

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