(※本頁の一番下に光沢のあるカメムシの写真を載せています。虫嫌いな方はご注意下さい。)
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先日法要殿付近の階段を掃除していると、枯葉の中から小さな光沢のある虫が出てきました。
調べたところ、ルリクチブトカメムシではないかと思います。
カメムシといえば、嫌な匂いを出したり、果樹などの作物を荒らす害虫のイメージです。
私もうっかり掃除機で吸い込んでしまい、大変なことになった覚えがあります。
ところがルリクチブトカメムシは、ハムシなどの昆虫や幼虫を捕食する益虫とも言われているようです。
ルリクチブトカメムシをペンなどで触れてみましたが、嫌な匂いは出しませんでした。
大きさはよく見るカメムシの半分位、8mm程でした。
光が当たると青く反射するので、小さいのに目立ちます。
建物には入らず、枯葉で越冬していたのでしょうか?
撮影後逃してあげました。
ルリクチブトカメムシは、千葉県で準絶滅危惧種に指定されています。
そういえば10年位前に、隣の宗清寺で当時の役員さんが、枯れ木の伐採中にタマムシ(玉虫)を捕まえたのを思い出しました。
あれ以来タマムシは見ていませんが、小指位の大きさでとても美しい虫でした。
あの時タマムシを逃がしたので、またいつか出てくることを期待しています。
埼玉県北部・児玉郡美里町の自然豊かな霊園墓地
「花園むさしの浄苑」 管理人
以下ルリクチブトカメムシの写真